和歌山市議会 > 2020-11-26 >
11月26日-01号

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  1. 和歌山市議会 2020-11-26
    11月26日-01号


    取得元: 和歌山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    令和 2年 12月 定例会                令和2年          和歌山市議会12月定例会会議録 第1号            令和2年11月26日(木曜日)     -----------------------------議事日程第1号令和2年11月26日(木)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期決定第3 報第1号 市長専決処分事項の報告について第4 報第2号 市長専決処分事項の報告について第5 報第3号 市長専決処分事項の報告について第6 議案第1号 和歌山市職員給与条例及び和歌山市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について第7 議案第2号 和歌山市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について第8 議案第3号 和歌山市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定について第9 議案第4号 特別職給与条例及び和歌山市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について第10 議案第5号 令和2年度和歌山市一般会計補正予算(第10号)第11 議案第6号 令和2年度和歌山市直轄事業用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)第12 議案第7号 和歌山市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について第13 議案第8号 和歌山市財務に関する条例の一部を改正する条例の制定について第14 議案第9号 和歌山市平井ふれあいセンター条例の制定について第15 議案第10号 和歌山市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について第16 議案第11号 和歌山市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について第17 議案第12号 和歌山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について第18 議案第13号 和歌山市立青少年国際交流センター条例の一部を改正する条例の制定について第19 議案第14号 和歌山市営駅前広場駐車場条例の一部を改正する条例の制定について第20 議案第15号 和歌山市駐車場配置適正化条例の制定について第21 議案第16号 市道路線認定について第22 議案第17号 市道路線変更について第23 議案第18号 指定管理者の指定について第24 議案第19号 指定管理者の指定について第25 議案第20号 工事請負契約の締結について第26 議案第21号 工事請負契約の締結について第27 議案第22号 工事請負変更契約の締結について第28 議案第23号 物品購入契約について第29 議案第24号 物品購入契約について     -----------------------------会議に付した事件日程第1 会議録署名議員指名日程第2 会期決定日程第3 報第1号 市長専決処分事項の報告についてから日程第5 報第3号 市長専決処分事項の報告についてまで日程第6 議案第1号 和歌山市職員給与条例及び和歌山市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第29 議案第24号 物品購入契約についてまで     -----------------------------出席議員(33名)  1番  井本有一君  2番  中村朝人君  3番  赤松良寛君  4番  浜田真輔君  5番  堀 良子君  6番  西風章世君 10番  中庄谷孝次郎君 11番  山野麻衣子君 12番  中村元彦君 13番  中谷謙二君 14番  丹羽直子君 15番  森下佐知子君 16番  坂口多美子君 17番  吉本昌純君 18番  園内浩樹君 19番  中塚 隆君 20番  薮 浩昭君 22番  芝本和己君 23番  戸田正人君 24番  松井紀博君 25番  井上直樹君 26番  古川祐典君 27番  姫田高宏君 28番  南畑幸代君 29番  尾崎方哉君 30番  奥山昭博君 31番  中尾友紀君 32番  松本哲郎君 34番  北野 均君 35番  佐伯誠章君 36番  山本宏一君 37番  宇治田清治君 38番  遠藤富士雄欠席議員(5名)  7番  山中敏生君  8番  川端康史君  9番  永野裕久君 21番  山本忠相君 33番  寒川 篤君   ---------------説明のため出席した者の職氏名 市長         尾花正啓君 副市長        森井 均君 副市長        信夫秀紀君 市長公室長      犬塚康司君 総務局長       尾崎拓司君 危機管理局長     川崎 勝君 財政局長       川嶋正起君 市民環境局長     和田年晃君 健康局長       佐伯正季君 福祉局長       宮崎 久君 産業交流局長     細井隆司君 都市建設局長     西本幸示君 会計管理者      田上隆造君 教育長        富松 淳君 消防局長       吉野楠哉君 公営企業管理者    瀬崎典男君 人事委員会委員長   水野八朗君   ---------------出席事務局職員 事務局長       中野光進 事務局副局長     中西 太 議事調査課長     中村 保 議事調査課副課長   志賀政廣 議事班長       森本剛史 企画員        窪田義孝 事務主査       國定正幹 事務主任       堀川陽平 事務副主任      中村真央 事務副主任      北浦愼也   ---------------          午前10時00分開会 ○議長(井上直樹君) ただいまから令和2年11月26日招集の和歌山市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 この際、議員各位に申し上げます。 新型コロナウイルス感染症の防止及び感染リスク軽減の観点から、申合せのとおり、随時、議員の離席を認めることとします。   --------------- △市長の挨拶 ○議長(井上直樹君) 日程に入るに先立ち、市長から招集の挨拶があります。--尾花市長。 〔市長尾花正啓君登壇〕 ◎市長(尾花正啓君) おはようございます。開会に当たり、御挨拶申し上げます。 本日、ここに12月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には、大変御多忙にもかかわらず御出席いただき、誠にありがとうございます。 このたび、11月中に定例会の開会をお願いいたしましたのは、人事委員会の勧告等に基づき、職員の12月支給の期末手当支給率引下げ措置を講じるには、支給基準日までに条例の改正を行う必要があるため、御審議をお願いするものであります。 併せて、市議会議員の皆様、会計年度任用職員並びに私をはじめとする特別職及び教育長の期末手当の支給率の引下げを行う条例案を提出しておりますので、よろしくお願いいたします。 さて、新型コロナウイルス感染症の流行は、国内では7月から8月にかけての第2波の後、一定の落ち着きを見せていましたが、11月に入って感染者数が急増し、第3波の到来と考えられる状況となっており、本市においても、これまでにない早いペースで感染者が増えています。 本市の感染者の疫学調査結果を分析したところ、感染の広がりの原因として、職場や施設内、家族内あるいは飲酒を伴う飲食などの機会に感染した例が最も多く、そのほか換気の悪い狭い部屋での会合、症状がありながら我慢して仕事を継続したケースなどが挙げられ、基本的な感染防止対策の重要性が再認識されました。 市民の皆様には、これからの季節、湿度管理や定期的な換気を行うとともに、3つの密を避け、体調の悪いときは会社、学校を休んで医療機関を受診するなど、基本的な感染症対策をいま一度徹底していただきたいと思います。 現在、本市では、市内132か所の診療・検査医療機関ろうさい病院内の和歌山市PCR検査センターによって、新型コロナウイルス感染症検査体制を取っておりますが、今後も医師会等の協力を得ながら、診療・検査医療機関の拡充、検査の迅速化と件数の増加に努めてまいります。 この感染の再拡大により、経済活動にも停滞が懸念されています。国においては、第3次補正予算案の調整中であり、その状況を注視し、活用するとともに、感染拡大防止と経済の下支えの両方への対応にさらに力を入れてまいります。 最後に、本定例市議会には、一般会計補正予算案をはじめ、特別会計補正予算案、条例の制定等の諸議案を提出しております。 議案内容につきましては、後ほど御説明いたしますので、議員の皆様におかれましては、何とぞ慎重御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げ、招集の御挨拶といたします。   --------------- △諸般の報告 ○議長(井上直樹君) 諸般の報告をさせます。 ◎事務局長中野光進君) 令和2年11月19日付、和財第201号をもって、市長から本日招集の市議会定例会に提出する議案が送付されております。議案はお手元に配付いたしております。 次に、令和2年10月29日付、和監査第117号をもって、監査委員から例月出納検査の結果に関する報告が参っております。写しはお手元に配付いたしております。 以上でございます。   --------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(井上直樹君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において   中谷謙二君   中尾友紀君   松井紀博君 以上3人の諸君を指名します。   --------------- △日程第2 会期決定 ○議長(井上直樹君) 次に、日程第2、会期決定を議題とします。 お諮りします。 本定例会の会期は、本日から12月14日までの19日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上直樹君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から12月14日までの19日間と決しました。   --------------- △日程第3 報第1号 市長専決処分事項の報告についてから △日程第5 報第3号 市長専決処分事項の報告についてまで ○議長(井上直樹君) 次に、日程第3、報第1号から日程第5、報第3号までの3件の市長専決処分事項の報告を一括して行います。 当局から報告を求めます。--川嶋財政局長。 〔財政局長川嶋正起君登壇〕 ◎財政局長川嶋正起君) 報第1号から報第3号までについて、一括して御説明申し上げます。 議案書の1ページをお開き願います。 報第1号から3ページの報第3号までは市長専決処分事項の報告でございまして、報第1号は、青岸ストックヤードごみ搬入作業中に発生した物損事故に対する損害賠償について--2ページをお開き願います--報第2号は、市営住宅に係る使用料等支払い請求に関する訴えの提起について--3ページをお願いいたします--報第3号は、その目的の価額が300万円以下の金銭債権に係る訴えの提起について、いずれも地方自治法第180条第1項の規定に基づき、市長専決処分により措置いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 以上でございます。 ○議長(井上直樹君) 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上直樹君) 質疑なしと認めます。 以上で、報第1号から同第3号までの3件の報告を終わります。   --------------- △日程第6 議案第1号 和歌山市職員給与条例及び和歌山市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから
    △日程第29 議案第24号 物品購入契約についてまで ○議長(井上直樹君) 次に、日程第6、議案第1号、和歌山市職員給与条例及び和歌山市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第29、議案第24号、物品購入契約についてまでの24件を一括議題とします。 当局から提案理由の説明を求めます。--尾花市長。 〔市長尾花正啓君登壇〕 ◎市長(尾花正啓君) ただいま上程されました諸議案につきまして、その概要を御説明いたします。 予算関係につきましては、一般会計におきまして、新型コロナウイルス感染症対策として、市民課の窓口での密を避けるため、呼出し状況をウェブサイトで確認できる窓口案内システムの導入やPCR検査体制の強化、老人福祉施設及び介護保険サービス事業所などでのコロナ対策経費を計上しております。 また、四季の郷公園のDBO方式によるリニューアル整備つつじが丘テニスコート観客席の屋根の増設等に要する経費を計上しております。 そのほか、債務負担行為補正として、現市民会館及び和歌の浦アートキューブ指定管理料など5件の追加を計上しております。 特別会計におきましては、直轄事業用地先行取得事業特別会計で、国道42号事業の計画変更に伴う事業費を計上しております。 次に、条例関係でございますが、和歌山市人事委員会が行った職員の給与等に関する報告及び勧告に基づく給与改定に伴う、和歌山市職員給与条例及び和歌山市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定をはじめ13件の条例案を提出しております。 そのほか、市道路線の認定及び変更、指定管理者の指定などの諸議案を提出しております。 詳細につきましては、担当局長から説明いたしますので、議員の皆様におかれましては、慎重御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(井上直樹君) 川嶋財政局長。 〔財政局長川嶋正起君登壇〕 ◎財政局長川嶋正起君) 議案第1号から議案第19号までについて、一括して御説明申し上げます。 議案書の4ページをお開き願います。 議案第1号、和歌山市職員給与条例及び和歌山市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、和歌山市人事委員会が行った職員の給与等に関する報告及び勧告に基づく給与改定に伴い、所要の改正を行うものでございます。 6ページをお開き願います。 議案第2号、和歌山市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定については、和歌山市人事委員会の勧告に基づく常勤職員期末手当の支給率の引下げに鑑み、会計年度任用職員期末手当の支給率の引下げを行うため、所要の改正を行うものでございます。 7ページをお願いいたします。 議案第3号、和歌山市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、和歌山市人事委員会の勧告に基づく一般職の職員の期末手当の支給率の引下げに鑑み、和歌山市議会議員期末手当の支給率の引下げを行うため、所要の改正を行うものでございます。 8ページをお願いいたします。 議案第4号、特別職給与条例及び和歌山市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、和歌山市人事委員会の勧告に基づく一般職の職員の期末手当の支給率の引下げ及び国の特別職の期末手当の支給率の引下げに鑑み、特別職の期末手当の支給率の引下げを行うため、所要の改正を行うものでございます。 次に、別刷りの議案書(その2)をお願いいたします。 1ページをお願いいたします。 議案第5号は、令和2年度和歌山市一般会計補正予算(第10号)で、歳入歳出それぞれ4億3,491万7,000円を追加し、予算総額を1,976億1,148万1,000円とするものでございます。 以下、その内容につきまして御説明いたします。 2ページをお開き願います。 歳入の部で、国庫支出金2億3,308万2,000円、県支出金550万円、繰入金1,293万5,000円、市債1億8,340万円をそれぞれ増額補正するものでございます。 3ページをお願いいたします。 次に、歳出の部でございます。 第1款議会費136万9,000円の補正は、議場及び委員会室等新型コロナウイルス感染症対策に要する諸経費でございます。 第2款総務費1億1,093万8,000円の補正は、第1項総務管理費で、旧市民図書館に誘致する専門職大学施設整備費用に対する補助金の増額などのほか、地域バスの実証運行等事業中止に伴う諸経費の減額で4,061万円、第4項戸籍住民基本台帳費で、市民課の窓口案内システムの整備に要する経費499万9,000円、第7項文化スポーツ費で、博物館の展示パネル等の多言語化及び地下駐車場の整備に要する諸経費、つつじが丘テニスコートの観客席の屋根の増設等に要する諸経費の増額のほか、(仮称)つつじが丘総合公園整備事業におけるDBO事業の候補者の選定延期による諸経費の減額で6,532万9,000円でございます。 第3款民生費724万6,000円の補正は、第1項社会福祉費で、老人福祉施設及び介護保険サービス事業所などの新型コロナウイルス感染症対策に要する諸経費の増額のほか、高齢者の生きがいづくり講演会の中止による減額で432万円、第3項児童福祉費で、芦原児童館空調設備修繕に要する経費の増額のほか、母子家庭等児童を励ます会の中止による減額で292万6,000円でございます。 第4款衛生費、第1項保健衛生費1,906万7,000円の補正は、民間医療機関へのPCR検査センターの委託、PCR検査等の試薬の購入などの新型コロナウイルス感染症対策の強化に要する諸経費などでございます。 第5款農林水産業費、第2項農林緑化費2億9,130万8,000円の補正は、四季の郷公園のリニューアル整備に要する諸経費でございます。 第6款商工費687万2,000円の減額補正は、第1項商工費で、商工まつりの中止により522万円、第2項観光費で、竹燈夜の中止により165万2,000円をそれぞれ減額するものでございます。 第8款消防費543万7,000円の補正は、救急業務に関わる職員の新型コロナウイルス感染症対策などに要する諸経費でございます。 第9款教育費642万4,000円の補正は、第1項教育総務費で、帰国子女や外国籍等児童生徒に対して日本語指導を行う支援員の派遣日数の増加に要する諸経費92万4,000円、第5項幼稚園費で、新型コロナウイルス感染症対策のために使用する衛生用品等の購入に要する諸経費550万円でございます。 4ページをお開き願います。 債務負担行為の補正は第2表のとおりで、和歌山市民会館管理運営事業を令和3年度、限度額1億303万5,000円、和歌山市立和歌浦アートキューブ管理運営事業を令和3年度から令和7年度まで、限度額1億5,138万円、オリンピック聖火リレー開催事業を令和3年度、限度額983万9,000円、和歌山城公園動物園管理運営事業を令和3年度、限度額5,937万8,000円、土木積算システム事業を令和3年度から令和7年度まで、限度額4,870万円でそれぞれ追加するものでございます。 5ページをお願いいたします。 地方債の補正は第3表のとおりで、大学誘致施設整備事業など2件について、限度額1億5,930万円を追加するとともに、スポーツ施設整備事業など2件について、事業費の変更により、限度額を206億8,190万円から207億600万円に変更するものでございます。 6ページをお開き願います。 議案第6号、令和2年度和歌山市直轄事業用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)は、国の事業計画の変更に伴う予算措置で--7ページをお願いいたします--歳入の部で市債、歳出の部で国道42号事業に要する諸経費5,900万円をそれぞれ増額補正するものでございます。 8ページをお開き願います。 地方債の補正は第2表のとおりで、直轄事業用地先行取得事業について、事業費の変更により、限度額を6億2,360万円から6億8,260万円に変更するものでございます。 9ページをお願いいたします。 議案第7号、和歌山市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定については、令和3年4月1日付組織改正に向け、長の直近下位の内部組織及びその分掌する事務を見直すため、所要の改正を行うものでございます。 10ページをお開きください。 議案第8号、和歌山市財務に関する条例の一部を改正する条例の制定については、地方税法の改正により、地方税における延滞金の割合等の見直しが行われたことを踏まえ、本市の税外収入に係る延滞金の取扱いについて、所要の改正を行うものでございます。 11ページをお願いいたします。 議案第9号、和歌山市平井ふれあいセンター条例の制定については、和歌山市平井ふれあいセンターの設置に関し必要な事項を定めるため、条例を制定するものでございます。 13ページをお願いいたします。 議案第10号、和歌山市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について--14ページをお開きください--議案第11号、和歌山市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について--15ページをお願いいたします--議案第12号、和歌山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定については、いずれも地方税法の改正により、地方税における延滞金の割合等の見直しが行われたことを踏まえ、延滞金の取扱いについて、所要の改正を行うものでございます。 16ページをお開きください。 議案第13号、和歌山市立青少年国際交流センター条例の一部を改正する条例の制定については、青少年国際交流センターの利用促進を図る観点から、成人が利用する際の禁止事項の一部を緩和できるよう、所要の改正を行うものでございます。 17ページをお願いいたします。 議案第14号、和歌山市営駅前広場駐車場条例の一部を改正する条例の制定については、再整備工事が今年度中に完了する見込みである和歌山市営和歌山駅前広場駐車場の運営を再開するとともに、駐車場の無料時間を延長するため、所要の改正を行うものでございます。 18ページをお開きください。 議案第15号、和歌山市駐車場配置適正化条例の制定については、都市再生特別措置法の規定に基づき、駐車場配置適正化区域における路外駐車場の配置の基準等に関する事項を定めるため、条例を制定するものでございます。 19ページをお願いいたします。 議案第16号、市道路線認定につきましては、道路法第8条第2項の規定により、砂山121号線はじめ39路線を市道に認定するものでございます。 34ページをお願いいたします。 議案第17号、市道路線変更につきましては、道路法第10条第3項の規定により、有功138号線はじめ2路線の終点を変更するものでございます。 36ページをお開き願います。 議案第18号及び37ページの議案第19号の指定管理者の指定についての議案は、いずれも地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき指定管理者の指定を行うもので、議案第18号は、和歌山市民会館について、令和3年4月1日から令和3年9月30日までの間--37ページをお願いいたします--和歌山市立和歌浦アートキューブについて、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの間、いずれも公益財団法人和歌山文化スポーツ振興財団指定管理者として指定するものでございます。 次に、別刷りの議案書(その3)をお願いいたします。 1ページをお開き願います。 議案第20号及び2ページの議案第21号は、いずれも工事請負契約の締結でございまして、議案第20号は、宮北跨線橋耐震補強工事その4を益田工業有限会社と2億3,496万円で--2ページをお開き願います--議案第21号は、河西橋上部工工事(P4~P7)を株式会社豊工業所と7億9,200万円で、それぞれ契約するものでございます。 3ページをお願いいたします。 議案第22号、工事請負変更契約の締結につきましては、市道加太90号線災害復旧工事について、第五工業株式会社と2億2,966万9,000円で契約しておりましたが、波浪の影響により地山ののり面の一部が崩落したことにより、擁壁工の構造変更及び既設アンカーの補修工が必要となったため、2億9,249万7,700円に増額変更するものでございます。 4ページをお開きください。 議案第23号及び5ページの議案第24号は、いずれも物品購入契約でございまして、議案第23号は、家庭学習用モバイルルーター4,300台の購入について、和歌山ゼロックス株式会社と2,890万300円で--5ページをお願いいたします--議案第24号は、タブレット型コンピュータ800台の購入について、富士電機ITソリューション株式会社和歌山営業所と4,400万円で、それぞれ契約するものでございます。 以上でございます。 ○議長(井上直樹君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 この際、ただいま議題となっている24件のうち、議案第1号、和歌山市職員給与条例及び和歌山市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第2号、和歌山市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についての2件は、地方公務員法第5条第2項の規定により、人事委員会の意見を求めます。--水野人事委員会委員長。 〔人事委員会委員長水野八朗君登壇〕 ◎人事委員会委員長(水野八朗君) ただいま議長から意見を求められました議案第1号及び第2号について、人事委員会の意見を述べます。 議案第1号、和歌山市職員給与条例及び和歌山市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、本委員会が行った職員の給与等に関する報告及び勧告の趣旨に沿って期末手当の支給割合を引き下げるものであり、妥当であると考えます。 次に、議案第2号、和歌山市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましては、常勤職員期末手当の支給割合の引下げに準じて、会計年度任用職員期末手当の支給割合を引き下げるための改正です。 会計年度任用職員に対する期末手当は、令和2年度から支給が可能となり、3年の期間をかけて段階的に常勤職員と同様の支給割合まで引き上げる取扱いとなっています。 今回の改正は、経過措置期間中の引下げであり、本委員会が行った職員の給与等に関する報告及び勧告において求めていた会計年度任用職員の処遇改善が進まないことから、遺憾であると言わざるを得ません。 以上でございます。 ○議長(井上直樹君) 次に、ただいま議題となっている24件のうち、議案第1号、和歌山市職員給与条例及び和歌山市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第4号、特別職給与条例及び和歌山市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの4件については、議事の都合により先議したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上直樹君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 これより議案第1号から同第4号までの4件の質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、発言を許します。姫田高宏君。--27番。 〔27番姫田高宏君登壇〕(拍手) ◆27番(姫田高宏君) 議長のお許しをいただきましたので、議案第2号、和歌山市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑をさせていただきます。 1、会計年度任用職員期末手当引下げについて、どのような議論がされたのでしょうか。 2、本市人事委員会は、会計年度任用職員について、給与実態調査から除外し、引下げの勧告をしていないにもかかわらず、一般職員と同様に期末手当を引き下げる理由はどのようなものでしょうか。 3、条例改正による影響額はどのようなものでしょうか。 4、会計年度任用職員期末手当引下げについて、国からの指導はどのようなものでしょうか。 5、県や県下他市は、会計年度任用職員期末手当は据置きと聞きますが、それらを考慮しないのはなぜでしょうか。 6、会計年度任用職員の特別給は、今年度、年間0.85か月と、一般職員の4.5か月に比べ極めて低く抑えられているため、一般職員と同様の支給割合で引き下げると格差が一層広がることになりますが、その点はどのように考えているのでしょうか。 以上、それぞれお答えをお願いしまして第1問とします。(拍手) ○議長(井上直樹君) 尾崎総務局長。 〔総務局長尾崎拓司君登壇〕 ◎総務局長尾崎拓司君) 27番姫田議員の質疑にお答えします。 議案第2号、和歌山市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について6点の質疑です。 1点目、会計年度任用職員期末手当引下げについて、どのような議論がされたのかとの質疑です。 今回、令和2年11月2日の和歌山市人事委員会勧告を受けて、一般職の常勤職員の引下げに併せ、会計年度任用職員期末手当引下げについても検討を行いました。 検討に当たっては、平成30年10月18日に総務省自治行政局から示された会計年度任用職員制度の導入等に向けた事務処理マニュアルを参考に、会計年度任用職員も引下げの対象とすべきかどうかを議論しました。 2点目、本市人事委員会は、会計年度任用職員について、給与実態調査から除外し、引下げの勧告をしていないにもかかわらず、一般職員と同様に期末手当を引き下げる理由はどのようなものかとの質疑です。 会計年度任用職員については、和歌山市人事委員会からの勧告はされていませんが、総務省の示す事務処理マニュアルにおいて、「非常勤職員の給与については、常勤職員給与改定に係る取扱いに準じて改定することが基本」とされています。また、令和2年度から制度改正により一般職の地方公務員として位置づけられた会計年度任用職員についても、常勤職員と同様に、社会情勢や本市を取り巻く状況を鑑みて引下げを行うこととしたものです。 3点目、条例改正による影響額はどのようなものかとの質疑です。 今回の改正による会計年度任用職員期末手当引下げの影響額は、約335万円となります。 4点目、会計年度任用職員期末手当引下げについて、国からの指導はどのようなものかとの質疑です。 総務省の示す事務処理マニュアルに基づき引下げを行うものであり、国からの指導はありませんでした。 5点目、県や県下他市は会計年度任用職員期末手当は据置きと聞くが、それらを考慮しないのはなぜかとの質疑です。 他市おいて据置きとする事例もありますが、本市は総務省の示す事務処理マニュアルに基づき、一般職の常勤職員に準じて引下げを行うものです。 最後に6点目、会計年度任用職員の特別給は、今年度は年間0.85か月と、一般職員の4.5か月に比べ極めて低く抑えられているため、一般職員と同様の支給割合で引き下げると格差が一層広がることになるが、その点はどのように考えているのかとの質疑です。 今年度の一般職の常勤職員0.05か月引下げに対して、会計年度任用職員は0.025か月の引下げとしているところですが、勤勉手当の支給対象となっていない会計年度任用職員期末手当支給割合引下げによる影響は、確かに小さいものではありません。令和3年度以降は、会計年度任用職員期末手当の支給割合を段階的に引き上げることで、常勤職員との均衡を図りながら対応してまいります。 以上でございます。 ○議長(井上直樹君) 27番。 〔27番姫田高宏君登壇〕(拍手) ◆27番(姫田高宏君) それぞれお答えをいただきましたので、第2問をさせていただきます。 会計年度任用職員期末手当引下げについて、2018年--平成30年10月18日に総務省自治行政局から示された会計年度任用職員制度の導入等に向けた事務処理マニュアルを参考にしたということでした。 示されたマニュアルのQ&A、問13-8に「常勤職員の給料表に改定があった場合、非常勤職員給与改定についてはどのような取扱いをすればよいか。また、会計年度任用職員の勤務条件は人事委員会勧告の対象となるのか。」という問いに対し、「非常勤職員の給与については、常勤職員給与改定に係る取扱いに準じて改定することが基本と考えているが、各団体の実情に応じて適切に判断いただきたい。」とあり、これを参考に引下げを判断したとのことです。 そもそも、常勤職員給与改定に準じて給与の改定をしようとするなら、常勤職員の期末勤勉手当に近づけることが必要です。しかも、本来2.6か月支給できる期末手当に階段をつけて、今年度は期末手当を0.85か月に削った上に0.025か月引き下げるのが常勤職員給与改定に準じたという説明は理解できません。 その上、同じ問いの答えに「会計年度任用職員の給与の決定について、人事委員会勧告が必須事項であるとはいえないが、各人事委員会において必要に応じ、給与をはじめとする会計年度任用職員の勤務条件に係る人事委員会勧告を行うことは否定されない。」と書かれています。 今回、本市人事委員会は、会計年度任用職員期末手当の引下げを勧告していません。それは、すなわち会計年度任用職員期末手当の引下げは必要がないということです。 国のマニュアルを参考に事務を行うなら、その全てを参考にすべきであり、都合のいい部分だけを切り取って参考にするべきではないと指摘しておきます。 付け加えますと、このマニュアルには、2020年--令和2年1月31日に質疑応答の追加についてという通知が出されています。 追加された給与決定の考え方、問13-11は、「4月の法施行に当たって、会計年度任用職員の給与はどのような水準とすべきか。」との問いに、「会計年度任用職員の給与については、一般職の常勤職員と同様、地方公務員法に定める職務給の原則や均衡の原則等の考え方に基づき、決定すべきである。具体的に、給料・報酬の水準については、各会計年度任用職員と類似する職務に従事する常勤職員の属する職務の級の初号給の給料月額を基礎として、職務の内容や責任の程度、職務遂行上必要となる知識、技術及び職務経験等の要素を考慮して定めるべきである。」となっています。民間給与と常勤職員給与との均衡を図ることが改正法の趣旨だということです。 加えて、追加のマニュアルには、「単に財政上の制約のみを理由として、期末手当の支給について抑制を図ること、新たに期末手当を支給する一方で給料や報酬について抑制を図る等の対応は、改正法の趣旨に沿わないものであり、適切ではない。」と書かれています。 こうした点を踏まえ、市長にお尋ねします。 1、本市の会計年度任用職員期末手当引下げは、国、県、他市と比べても賃金抑制を強めるもので、格差と低賃金を固定化すると思われますが、市長の考えはどのようなものでしょうか。 2、人事委員会が勧告の対象としていない会計年度任用職員期末手当を減額することは、人事委員会勧告制度に反すると思われますが、市長の考えはどのようなものでしょうか。 以上、それぞれお答えをお願いし、第2問とします。(拍手) ○議長(井上直樹君) 尾花市長。 〔市長尾花正啓君登壇〕 ◎市長(尾花正啓君) 27番姫田議員の再質疑にお答えします。 議案第2号、和歌山市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について2点いただいております。 まず、本市の会計年度任用職員期末手当引下げは、国、県、他市と比べても賃金抑制を強めるもので、格差と低賃金を固定化すると思われるが、市長の考えはどのようなものかとの御質疑でございます。 非常勤職員の報酬については、平成28年度から平成31年度にかけて、中核市平均まで引上げを行ってまいりました。会計年度任用職員制度の導入に当たっては、令和2年度の段階で従前の報酬水準を下回ることのないよう制度設計を行いました。 会計年度任用職員期末手当の支給割合については、令和3年度から令和5年度まで段階的に引上げを行い、常勤職員との均衡を考えながら、賃金が固定化することのないよう今後も検討してまいります。 次に、人事委員会が勧告の対象としていない会計年度任用職員期末手当を減額することは、人事委員会勧告制度に反すると思われるが、市長の考えはどのようなものかとの御質疑でございます。 人事委員会勧告は、最大限尊重すべきものであると考えています。和歌山市人事委員会からの報告において求められている会計年度任用職員の処遇改善については、従来から実施してきたところであり、今後も引き続き処遇改善に努めてまいります。 今回の会計年度任用職員期末手当支給割合引下げについては、今回の勧告の対象となっていませんが、社会情勢や本市を取り巻く状況から、常勤職員に準じて引下げを行うこととしたものでございます。 以上でございます。 ○議長(井上直樹君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上直樹君) 質疑を終結します。 お諮りします。 この4件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上直樹君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 お諮りします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、明11月27日から11月29日までの3日間は議案精読のため休会とし、11月30日午前10時から会議を開くことにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上直樹君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 本日はこれにて延会します。          午前10時46分延会   --------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。 議長    井上直樹 議員    中谷謙二 議員    中尾友紀 議員    松井紀博...